今年初の「舟上げ」が無事に終わりました。

見習い葛職人の川原です。

今日は今年初の本葛の舟上げを行いました。

なにせ久しぶりだったので、昨晩は緊張してよく眠れませんでしたが、作業手順を頭の中で何度もシミュレーションしたおかげで、無事完了しました。

乾燥具合もちょうどよく、想定した以上に良い本葛に仕上がったのではないかと思います。

 

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【雛人形展示中】土日祝のみ営業しております。

店舗の営業(物販・喫茶)を平日休業、土日祝営業とさせて頂いております。 誠に申し訳ございませんが、ご了承のほど宜しくお願い申し上げます。

店舗入ってすぐ右側にひな人形を展示しました!是非ご覧ください。

※2021年の「古都秋月雛めぐり」は中止となりました。

 

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タンクの中で水晒しをしています

見習い葛職人の川原です。

本葛の入った大きなタンクに、真水を入れてかくはんしています。

数日置いて本葛が沈殿したら、上水を捨て、また真水を入れます。

何度もやった作業ですが、毎回沈み方が異なり、今回は沈みが遅かったです。濃度が高かったので、この後タンクを2つに分けて濃度を分散させることにしました。

状況に応じてやり方や使う道具など工夫することが多いですが、それを考えるのは結構楽しいです。

 

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2021年第一号の本葛(粗葛)が到着しました

見習い葛職人の川原です。

コロナ禍で地元の鹿児島にはもう一年以上帰れておりませんが、ここ秋月で日々製造にいそしんでいます。

そんな中、鹿児島工場から2021年第一号の本葛(粗葛)が到着しました!

昨年の九州豪雨で、今年は原料が少ないのではないかと思っていましたが、短期集中の雨ではそこまで影響しないようです。

それどころか、一緒にこんな大きな根も届きました。

どうやって掘って、山から持って降りたのでしょうか。堀り子さんにはいつも驚かされます。

お店の裏の駐車場に展示してありますので、お立ち寄りの際にはぜひご覧ください。

 

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山の恵み  本葛の原料の寒根葛(かんねかずら)の根です。

○多くの方が、本葛はご存じでも何から出来ているかご存じない方が多いので今日は本葛の原料の寒根葛の根のご紹介をいたします。
○ここは、私どもの工場がある鹿児島県鹿屋市です
○現在、国産本葛の原料の95%が鹿児島の大隅半島を中心としたところで収穫されています
○期間は、秋に霜が降って葉っぱが枯れた12月から春にめが出始める前の3月いっぱいが収穫期間になります
○皆さんの想像では、これぐらいのゴボウの大きさを考えられている方もいるかもしれませんが、こんなに大きくなる物もあります
○だいたい30年から50年ぐらいたった物を使います
○30年ぐらいで人の太もも程度と言われていますが、これは50年を越えているかもしれませんね
○人の胴回りの物や100キロから200キロになる事もあります
○令和3年の物でこれが一番大きい物になります

○これから約一年をかけて本葛を作ります