若手葛職人の川原です。鹿児島から原料(粗葛)が到着し、2024年の秋月での晒しが始まりました。
今年は例年より遅いスタートでした。コンテナを開けると新鮮な葛の良いにおいがします。
早速、最初のタンクに原料を投入し、真水を入れて撹拌して溶かし込みます。
色は白くきれいで状態は良さそうです。状態を見極めながら慎重に晒しを進めていきたいと思います。
また、工場裏に置いている展示用の寒根を入れ替えました。
今年は過去一、二番目に大きな根が鹿児島工場に入って来たそうです。
それを掘り出し山から下ろす堀子さんもすごいですが、大隅半島の底力にも驚かされます。