こんにちは。若手葛職人の川原です。
今日は「樽引き」という作業を行いました。今年は寒さのおかげか沈み方がよく、最短ペースで晒しが進んでいて、作業しやすいです。
まず水晒しをする大きなタンクから複数の丸いタンクに移し、それから青い樽に移していきます。
丸タンクでかくはんした後、時間を置いて中間の良い部分を抜き出す「浮かしどり」という方法で移しています。
鹿児島工場でも行われている浮かしどりを、細かく分けて行い仕上げていくという認識で、浮かしどりが肝だとよく言われました。
次は「樽寄せ」で、いよいよ本葛に直に触れる作業です。